一階には主に、恐竜の化石、ホンゴル砂丘やバヤンザク、岩絵の写真などが展示されています。近くのバヤンザクは恐竜の化石の発掘現場として有名で、今でも発掘調査が行われています。一階で特に印象的だったのはタルボサウルスという恐竜の全身の化石。非常に大きいもので一階の目玉の展示物だと思います。
二階には歴史、宗教、民族に関するものが展示されています。特にチベット仏教に関する仏像、お面、絵画などが非常に多く展示されていた印象です。また、嗅ぎたばこの入れ物である鼻煙壺も数多く展示されています。こちらは非常に貴重な展示物であると思われます。
なお、南ゴビ県立博物館は2021年よりリニューアルオープン予定とのことです。