モンゴル国立博物館

貴重な展示物が並ぶ館内

1971年に建てられたモンゴル国立博物館は、以前までは革命博物館という名前でしたが現在ではウランバートルの中にある重要な展示を行っている博物館の一つです。特徴としては10のホールを備えておりまた、モンゴルの歴史、考古学や文化を希少で興味深い美術品、記念碑や模型などを通じて紹介しています。モンゴルの30%以上の展示品がこの博物館に収められていると言われています。モンゴル国立博物館での展示内容は先史時代、モンゴル帝国以前、モンゴル帝国、清朝時代のモンゴル、民俗学と伝統的生活そして20世紀の歴史などです。民俗学部門ではモンゴルの多数の民族の伝統的衣装や鼻煙壷などが展示されています。鼻煙壷とはヨーロッパから伝わったとされる嗅ぎたばこを詰めるための瓶のことです。ただの瓶ではなく様々な装飾が施されているものもあり収集品として人気があります。大多数の展示品にはモンゴル語と英語の説明が付されています。この博物館は外国からの訪問者たちから、モンゴルにおいて最も情報が豊富かつ展示内容が充実した博物館の一つであると紹介されています。