モンゴルのポップカルチャーについて
中央大学商学部商業・貿易学科4年
丹野愛弓
(2021年卒業生)
1.研究のきっかけ・目的
モンゴルの観光業について、前年度までは政府の政策や企業活動を中心に研究を重ねてきた。モンゴル訪問以前の私のモンゴルのイメージは大平原、遊牧民など自然を彷彿とさせるものであった。しかし、2018年度の現地調査でモンゴルに足を運んだ時、高層ビルが立ち並ぶ都会の街並みに目を奪われた。ウランバートル市内を散策すると、ファストファッションの代表格であるZARAを彷彿とさせる店や、当時流行していたスムージー店が賑わいを見せていた。すれ違う若者はシンプルで洗練されたファッションを身にまとっており、思わず目で追ってしまった。発展途上国で流行に疎いという固定観念を覆された出来事だった。更に、モンゴルの歴史は独特で面白いことを現地調査で実感した。これらの歴史と現在の文化には関連性があるのか興味を持った。このことから、モンゴルのポップカルチャーについて深く知りたいと考えるようになった。
また、ポップカルチャーはその国を理解するのに最適なものであると感じる。例えば、日本のアニメやゲームは世界各国で人気を獲得している。実際に日本のアニメの魅力にとりつかれ、そこを窓口に日本の歴史や文化に興味を持つ外国人が沢山いる。漫画自体から日本人の国民性や習慣も読み取れるため、楽しみながら文化を学ぶことができる。このように、ポップカルチャーはその国の文化や国民性、歴史を反映しているものであり、外国人に興味を持ってもらうきっかけになる。そのため、ポップカルチャーを掘り下げれば、モンゴルの新たな魅力を発見できると考えた。
2.ポップカルチャーの定義
日本語では一般的に「大衆文化」と呼ばれる。知識や教養がなくても、感覚的に誰もが楽しめ、広く愛好される文学や芸術のことを指す。
19 世紀までのポップカルチャーは、オペラや狂言など、楽しむために知識が必要な芸術(貴族文化が背景のハイ・カルチャー)とは一線を画していた。しかし、20世紀に入りそれまでの貴族社会から大衆社会へと世間が変貌した。そこで今まで貴族や上流階級で楽しまれていた文化や芸術が更に一般社会においても楽しまれるようになり、ポップカルチャーが大きく進化した。私たちが普段から親しんでいる映画や音楽、文芸や漫画、そしてスポーツやファッションなど、これら全てがポップカルチャーのコンテンツである。
また、現在では「訴求力が高く、等身大の現代日本を伝えるもの」という意味でも使われる。具体的には、漫画・アニメ・映画・ゲーム・ライトノベル・ポピュラー音楽などのことを指す。ここでは「訴求力が高く、その国の等身大の現代を伝えるもの」をポップカルチャーと定義する。
3.日本におけるポップカルチャー
(1)日本でのポップカルチャーの位置付け
現在日本では世界に向けて多種多様な作品が紹介されているだけではなく、各国で日本のポップカルチャーの魅力を発信する様々なイベントが行われている。これらの作品やイベントを通じてポップカルチャーに触れ、ファンになったことで、日本語や日本文化に興味を持ったという人は世界中に数多く存在する。香港の民主化運動の指導者の一人で逮捕された周さんがその代表だろう。また、日本語の普及や日本語学習者を増やすという観点においては、ポップカルチャーへの関心が高い人々をターゲットにすることが効果的であるという研究が発表されている。そのため、ポップカルチャーは日本に対する理解や信頼を深めるための重要な外交ツールの1つになっていると言えるのである。
(2)日本のポップカルチャー外交
日本では国の一層の理解や信頼を図ることを目的とし、従来から取り上げている伝統文化・芸術に加え、近年世界的に若者の間で人気の高いアニメ・マンガなどのポップカルチャーを文化外交の主要なツールとして活用している。この取り組みは「クールジャパン」と呼ばれ、国の外交戦略の一つの柱として確立されている。
その一環として「日本国際漫画賞」を毎年実施している。この賞は、麻生外務大臣(当時)のイニシアチブを受け平成19年5月に創設された賞で、海外への漫画文化の普及と漫画を通じた国際文化交流に貢献した漫画作家を顕彰することを目的として毎年実施している。日本のアニメ作品を国全体への関心につなげることをねらいとし、平成20年3月には「ドラえもん」がアニメ文化大使に就任した。更に、劇場版映画「ドラえもん のび太の恐竜2006」に英仏西中露の5か国語の字幕をつけて制作し、平成29年1月末までに世界の67か国・地域で上映している。
また、世界的にコスプレが人気を集めていることから、毎年国内で実施されている「世界コスプレサミット(WCS)」において、平成19年から優勝者に外務大臣賞を付与するなどの支援を行っている。2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響から、24時間オンライン上でライブ配信での開催となった。
各国での文化事業としては、2015年7月にモンゴルのウランバートルで開催した「日本ポップカルチャー・フェスティバル」、2015年9月にインドネシアのジャカルタで開催した「ジャカルタ日本祭り」などが挙げられる。
このように日本では政府が主体となって国内外でのイベントを開催し、ポップカルチャーを通じて日本の文化を発信しているのである。その取り組みの結果、インドネシアにおいては日本のポップカルチャーが、日本へのプラスイメージとともに積極的受容の対象となっていることが研究成果として示されている。(2012,鈴木, ポップカルチャーが日本語教育に及ぼす影響およびその普及のための教材研究)
3.モンゴルと日本のポップカルチャーの関係性
モンゴルにおいて日本の「鉄道唱歌」は婦人解放を象徴とする歌となっている。鉄道唱歌とは明治時代に子供のための地理教育といった観点から制作されたものである。テンポの良さで替え歌としてアジアの国々で歌い継がれているという歴史がある。鉄道唱歌は、ソヨルトという内モンゴル人が、モンゴルの独立直後の1922年に持ち込んだ曲だということが最近判明している。ソヨルトは日本のスパイとして1937年に処刑されたが、歌は残り続けているのである。このような経緯から婦人解放の歌になったと言われている。
更に、1991年のモンゴルの民主化直後に日本大使館主催で、学生や生徒を対象とした「日本の歌コンテスト」や「北国の春コンテスト」を実施した。中央大学卒の海部首相がモンゴルを訪問する前に日本文化を紹介しようという趣旨であった。その後も2016年、2017年には在モンゴル日本大使館、ウランバートル市教育局、モンゴル・日本人材開発センター、国際交流基金の共催で「学校対抗 日本の歌コンテスト」が開催された。「北国の春」や「花は咲く」など日本の歌をモンゴルの学生が歌う、文化的交流を目的としたイベントは継続して開催されている。
そのような努力の結果、モンゴルにおいては日本のポップカルチャーが多くの人々に認知されている。
4.モンゴルのポップカルチャー
それでは、モンゴル独自のポップカルチャーには主にどんなものがあるのか。本研究ではポップカルチャーの中でもマンガ、音楽、映画、ファッションの4項目について掘り下げる。各項目について事例を元にどんな歴史や文化が隠されているのかを紐解いていく。
(1)マンガ

この作品はモンゴルの漫画家エルデネバヤルさんが執筆した。物語の内容は遊牧民の5歳の男の子が「愛と勇気と知恵」をテーマにモンゴルの伝統や風習、習慣などを漫画で伝えていくというものである。モンゴル古来の文化や母と子の愛、近所付き合い、モンゴルの魔術に関して描かれた「ボンバルダイ」シリーズは、遊牧文化・文明がグローバル化しつつあるこの世界で残存し、後世に引き継がれてほしいという目的で2013年にスタートした。絵本でのシリーズは全108作に及んでおり、アニメはモンゴル語・日本語・英語の3か国語で制作されている。
エルデネバヤルさんは自身で評価されたポイントを「母子の絆」と言及している。小さな子供でも親を思えば勇気が出るものだ。このことから、モンゴル人の家族を大切にする国民性が垣間見えている。私は遊牧民の詳しい民族性やモンゴル人の気質を伝えるには、マンガやアニメが最適であると感じている。また、彼はこの作品を通じて「遊牧民の伝統文化を世界中の人々に知ってもらいたい」と願っている。そして、モンゴルの伝統文化を継承するコンテンツとしてボンバルダイが筆頭となれば、日本でいうポップカルチャー外交の1つの柱となり得るのではないかと考えた。実際に2019年、モンゴル外務省が作者を文化大使に任命したしたことは、モンゴルにおいてもポップカルチャー外交への認識が強まっている証左であろう。
(2)音楽
モンゴルの伝統的な音楽の歌唱法と言えば「ホーミー」である。遊牧民が家畜を呼ぶために使っていた発声が元祖と言われており、一人で低音と高音、二つの音を同時に出せることが特徴である。実際に生で聴いたことがあるが、何とも不思議な音である。耳を澄ませて聴くとモンゴルの雄大な草原や動物の鳴き声、風の音や自然界のささやきがよく表現されており、想像力豊かに音楽を楽しむことができる。
そんなホーミーの印象が強いモンゴルは1924年からおよそ70年間、モンゴルはソ連の衛星国として社会主義体制下にあったので、言論や表現の自由が厳しく制限されていた。しかし、民主化を要求するデモやストライキが世界各地で組織されるようになり、ポピュラー音楽は国民の魂の叫びを表現するものとしてモンゴルの民主化運動で重要な役割を果たした。そして1992年の民主化よりモンゴルにロック、ポップス、ヒップホップなどの「西側の音楽」が流入してくるようになったのである。そして2000年代から貧富の差が拡大する中でモンゴル・ヒップホップの帝王と呼ばれているGeeやQuizaが登場する時代となった。この経緯からモンゴルにおいてヒップホップが発達したのである。
また、遊牧民であるモンゴル人は書いて残す文学よりも口で語る口承文芸を発達させてきたため、通過儀礼や叙事詩では韻踏みの伝統が残されている。ラップの起源は西アフリカの叙事詩の語り手「グリオ」に遡るという説があるが、西アフリカとモンゴルを含む中央ユーラシア草原の遊牧世界は、口承文芸が非常に発達した地域と言う点で共通している。
更に、モンゴルのアーティストたちはヒップホップの曲に馬頭琴などの伝統楽器の演奏やホーミーなどの歌唱法を取り入れた曲を頻繁に作るという特徴が挙げられる。ホーミーの濁声はラップに相性が良いといわれているためである。その一方で、アメリカだけでなくロシアや韓国、日本といった様々な海外の曲をサンプリングして流用するなど、単なる「伝統音楽」に分類されないのもモンゴルアーティストの作る音楽の魅力だ。
このように、モンゴルの音楽は混ぜたり融合させたりする方向に知性を働かせる傾向が強いと読み取れる。まさに伝統音楽と外部から派生してきた音楽で新しいカルチャーをリミックスしている点に目新しさを感じるのではないかと考えた。
(3)映画
映画が初めてモンゴルに入ったのは1913年のことであると言われている。1921年の社会主義革命で民族独立を果たしたモンゴルでは、上映作品はソビエト制作の教育映画であった。そのため、1960年代から1990年代にかけては歴史と革命を主題とする映画が主流である。そして、2000年まではアメリカ映画などの西部映画が大多数を占め、国産映画はあまり見られない状況にあった。
一方、内モンゴルでは1990年代までは革命映画が中心であり、モンゴル人主題の映画はほとんどなかった。2000年頃から、遊牧民の生活を主題とする映画の制作が盛んになり始め、内モンゴルの草原破壊、モンゴル文化の劣化と草原や人間関係を主題とする映画が多数出現した。
このように、モンゴルでは革命と歴史を題材にする映画が主流であった。しかし、グローバル化で遊牧生活から都市化が進み、草原破壊は社会問題となって浮上してきた。そこで、モンゴル人は伝統文化を再認識し、近年は自然環境と人間の調和を描く映画が登場している。
また、モンゴルを題材にした映画で強く関心を持ったものの一つとして「モンゴリアン・ブリング」という作品がある。ウランバートルに生きる若者たちに焦点を当てたこの作品では、ラッパーを目指して初めてのアルバム制作に挑む女性や、伝統的な音楽要素を交えた楽曲で自身のアイデンティティを確立しようとするアーティストたちの姿が切り取られる。YouTubeで公開された映像には、前項で言及した社会主義が崩壊した後のモンゴルでヒップホップがダンスとして広まった背景が解説されるほか、伝統民謡の語り口調などから「ヒップホップはモンゴル発祥」と話す男性の姿が収められている。
モンゴル独自制作の映画はまだ歴史も浅く、海外の作品と比較すると作風や取り上げるテーマに偏りが見られる。しかし、モンゴルの社会主義時代からの歴史や文化についてより深く知れるという点においては、海外の人々にも十分興味を持ってもらえるのではと感じた。
(4)ファッション


モンゴルの伝統的な女性が着る衣服を「デール」と呼ぶ。一般的には立ち襟で裾と袖の長い衣服で右肩と右脇の辺りにボタンが施されている。中に風が入らないように裾が重なっていたり、熱いものや危険なものを持つために袖が長くなっていたりすることから、遊牧民の生活スタイルが読み取れる。近年のモンゴルではデールのスタイルも変化しており、都市部の若者も日常的に身に着けている。仕事や結婚式はもちろん、家や学校など一般的な普段着としても使用でき、世代や使用スタイルの幅が広い衣服として根強く人気である。私自身も一度デールを着用したことがあるが、デザインも煌びやかな上、気軽に羽織ることができるため、日常生活でもその人が持つ美しさを底上げしてくれるという印象を受けた。また、新型コロナウイルスの影響でファッション界ではマスクもオシャレを楽しむアクセサリーの1つとなっている。モンゴルのファッションでもその動きが見られており、デールに合わせた華やかなデザインのマスクが発売されている。
このことから総括すると、モンゴルでは伝統的な衣服から流行りを抑えたファストファッションまで幅広い種類がある。日本の伝統衣装である着物は着付けが大変なことや着心地が少々きつくて慣れないことから、現在では普段使いしないものとして認知されている。しかしモンゴルの伝統衣装のデールは今でも若者にも着られていることから、ファッションの文化や人々の認識の違いを感じることができた。
5.研究のまとめ
前年度まではモンゴル観光の表面的な課題や魅力について研究を行っていたが、今回の個人研究を通じてより深いモンゴルの歴史や文化を掘り下げることができた。音楽や映画からは社会主義時代についての知識、マンガやファッションから遊牧民としてのアイデンティティや国民性など、ポップカルチャーのジャンル1つ1つに普段は気づけないような「モンゴルらしさ」を感じ取ることができた。特にモンゴル人特有の考え方や価値観については可視化することが難しいため、ポップカルチャーのコンテンツを通じて言葉やニュアンスの弊害なく海外の人々に伝える有効な手段であると感じた。
そして、今回の研究の目的である「モンゴルの新たな魅力を発見する」という点において一言で言うと、モンゴルは伝統的文化と現代文化が巧みに融合していると発言したい。私自身当初はモンゴルについてあまり現代的な印象がなかった。しかし、音楽にせよファッションにせよ、モンゴル人としての愛国心やアイデンティティが顕著に表れているものが多いと実感している。その中でも流行を抑え、伝統と上手く入り交ぜたコンテンツが出来上がっているのは新しい発見であった。
しかし、まだまだモンゴルのポップカルチャーの認知が低いことが課題として挙げられる。調査を行う中でも英語・日本語字幕がなかったり、インターネットで検索した時にヒットしなかったりと情報を得るのに非常に苦労した。モンゴルの歴史や文化を伝えるためにはポップカルチャーが無くてはならないと感じたが、同時に「常に海外に発信する」という意識を持って多国語表記にすることの必要性を強く感じた。また、日本の「クールジャパン」の取り組みのように、政府が主体となってポップカルチャーを戦略の一つとして掲げることがモンゴルの魅力をより沢山の人々に知ってもらうきっかけになるのではないかと考えた。
私自身ポップカルチャーは時間や場所、年代を選ばずにその国に興味を持ってもらえる気軽さがあると考えている。海外の人々がモンゴルに興味・関心を抱く最初の入口としてモンゴルのポップカルチャーが軸となり、更なる経済発展の引き金となることを切望している。
【参考文献】
・鈴木洋子 2012.3.31 「ポップカルチャーが日本語教育に及ぼす影響およびその普及のための教材研究」(https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-22652051/22652051seika.pdf)
・外務省ホームページ 2017.3.8「ポップカルチャー外交」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/culture/koryu/pop/index.html)
・東弘子 2019『海外における日本ポップカルチャー受容のかたち─インドネシアの学生を調査対象として─』愛知県立大学大学院国際文化研究科論集第20号(file:///C:/Users/aaayu/Downloads/20_03azuma.pdf)
・THE PEATH EXPRESS 2016『パースのポップカルチャーは奇なり』パースエクスプレス Vol.222(http://www.theperthexpress.com.au/contents/special/v222/01.pdf)
・外務省ホームページ 2016.1.7『ポップカルチャーで日本の魅力を発信』わかる!国際情勢vol.138(https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol138/index.html)
・市田忠義2018.11.19『「鉄道唱歌」とモンゴル』市ちゃんの徒然なるままに(https://www.t-ichida.gr.jp/html/menu4/2018/20181116120427.html)
・在モンゴル日本国大使館 2016.10.30 『「学校対抗 日本の歌コンテスト」開催』広報文化(https://www.mn.emb-japan.go.jp/jp/bunka/161030_utakon.htm)
・montsame1921 2016.6.17「麻生財務大臣、満面の笑みでモンゴルの漫画家と対面」(https://www.montsame.mn/jp/read/140642)
・3710920269 2015.5.11「モンゴルのマンガが日本の国際漫画賞最優秀賞受賞」(https://www.3710920.com/entry/20150211/1423604719)
・montsame1921 2018.5.19「ボンバルダイ作者・文化大使のエルデネバヤル氏:ボンバルダイはモンゴル子どもの勇気と優しさの象徴」(https://www.montsame.mn/jp/read/141739)
・神戸映画資料館 2019『モンゴル国と内モンゴルの近代映画について』知られざるモンゴル映画特集(https://kobe-eiga.net/program/2019/02/4525/)
・SYNODOS 2018.6.11「ヒップホップ・モンゴリア、あるいは世界の周縁で貧富の格差を叫ぶということ 島村一平 / 文化人類学・モンゴル研究」(https://synodos.jp/culture/21775)
・NIGHTCAP 2019.5.7「モンゴルHIPHOP今昔物語『モンゴリアン・ブリング』」(https://night-cap.net/2018/11/17/mongol-hiphop/)
・Daily Portal Z 2016.8.16「ホーミーを習い、動物に聞かせる」(https://dailyportalz.jp/kiji/160812197171)
・モンゴルウォーカー 2020.3
・モンゴルウォーカー 2019.9